2024年Sカレの取り組みから商品販売に繋がった「おもちゃパックン」のご紹介です。
※2024年Sカレの記事は『こちら』
「体験価値のある段ボール商品」というテーマで和歌山大学・柳ゼミの学生さんに考案して頂いた商品です。
2024年度のSカレにおいて、和歌山大学 柳ゼミナールの学生チームは「片付けをしたくなるおもちゃ箱」で企画に挑戦。
美販は段ボールやクリアシートといった素材提供と設計サポートを行い、学生たちの自由な発想を形にするお手伝いをしました。
・課題意識から生まれた企画
学生たちは街頭アンケートを実施し、9割以上の保護者が「子供に片付けを促す際にストレスを感じる」と回答している事実に注目。
「親の不満を解消し、子供が自分から片付けをしたくなる仕組みを作りたい」という想いから、遊びながら片付けられるおもちゃ箱「おもちゃぱっくん」が誕生。
コンセプトと工夫
①遊びの要素:段ボールを組み立て、自分だけの“おもちゃ箱”を作れる楽しさ
②見える化の工夫:クリアシートを使い、中のおもちゃが見えることで達成感が得られる
③習慣化の仕掛け:片付けができたら「ぴっかりんカード」に記入するご褒美システム
既存の収納箱にはない「遊び+工作」の要素を盛り込んだ点が大きな特徴です。

社会に広がる活動
学生たちは販売を目指して中間卸企業との交渉や営業活動を展開。
約1年にわたる取り組みの結果、イオンモール和歌山でのワークショップ開催が実現し、親子連れが多数参加。

参加者からは「楽しく片付けを学べた」「家族の思い出になった」と高い評価が寄せられました。

さらに活動は新聞各社で取り上げられ、FM和歌山でのラジオ出演やSNS発信など、多方面に広がっています。
・今後の展望
今回の成果をきっかけに、イオンモールりんくう泉南や日根野での追加開催も検討されています。
学生たちの熱意と発想を、段ボールという身近な素材で社会に届けることができた貴重な事例となりました。
・まとめ
和歌山大学との取り組みは、学生の自由な発想と実行力、そして企業との協働が融合した成功例です。
美販は今後も、段ボールやパッケージを通じて「学生の学び」と「社会への新しい価値創出」を支援してまいります。