実績詳細
MISSION
Z世代のリアルな課題意識から生まれた商品企画
今回の取り組みは、学生マーケティング企画コンペ「Sカレ」において、関西学院大学 石淵ゼミの学生チームが企画・開発した段ボール製スマホホルダー「らくラック」の事例です。
企画の出発点となったのは、Z世代の“推し活”と高速バス利用の関係性でした。
近年、ライブやイベント遠征で夜行バスを利用する若年層が増えており、学生たちは「移動時間も推し活の一部になっている」という点に着目。
実際にアンケートやヒアリングを行った結果、移動中にスマホで推しの動画や配信を視聴しながら“予習・復習”をしているケースが多いことが分かりました。
一方で、「長時間スマホを持つことで手が疲れる」「姿勢がつらい」「落としそうになる」といった課題も明らかに。
そこで学生たちは、“ハンズフリーで推し活に集中できる移動環境”をテーマに、高速バスの手すりへ引っ掛けて使用できる段ボール製スマホホルダー「らくラック」を企画しました。
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推し活ニーズから生まれた“ハンズフリー体験”
学生たちはInstagramや街頭アンケートを通じて調査を実施。
その結果、夜行バス利用時にはスマホ視聴が習慣化しており、特に推し活ユーザーにとって移動時間が重要なコンテンツ接触時間になっていることが分かりました。
「らくラック」は、スマホを手で持ち続ける負担を減らし、“ハンズフリーで自分の好きに集中できる”ことを価値として設計されています。
また、バッグの隙間に入れて持ち運べる薄型仕様とすることで、ライブ遠征や旅行時にも携帯しやすい形状を実現しました。
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夜行バスの実車調査から生まれた汎用設計
画段階では、実際の夜行バスで使用できるかを重視し、学生たちはバス会社や車両仕様についても調査を実施。
夜行バスのうち、仕切りカーテン付き車両が多くを占めることや、スマホ利用が明確に禁止されていないことを確認したそうです。
さらに、バス座席背面の取っ手についても調査を行い、市場の約90%が同一規格サイズであることを把握。
その代表規格をもとに設計を進めることで、多くの夜行バスで利用可能な汎用性を持たせています。
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商品化を見据えた販路設計とコスト検証
学生チームは、単なるアイデア提案に留まらず、「どこで販売・配布するか」という販路まで検討。
20代女性の書店利用率が高いことやアイドル雑誌購入層との親和性に着目。
書店での展開可能性を提案し、株式会社文教堂様で販売されることになりました。








