こんにちは。営業部の宮口です。
ここ数年、SDGsという言葉をよく耳にするようになりましたね。展示会で題材になっていたり、ウェブニュースなどでも頻繁に取り上げられている印象です。お客様からも、エコな箱を作りたい、とご要望いただくことが増え、”環境に配慮した生産”をより一層意識するようになりました。
今回はSDGsに貢献する環境に優しいパッケージの事例をご紹介させていただきます!
和歌山の建材加工会社様から、今まで使っていた箱は罫線に沿って綺麗に折れない。見栄えが悪くなってしまうので改善したい、とご相談いただきました。さらに、「環境に優しい箱にしたい」というお話も伺い、制作をスタートしました。
ダンボールの目方向に罫線が入っていると、折り目がズレやすく、綺麗な箱に組みあがらないことがあります。図面を斜めに配置することで、どの面も綺麗に折れるように改善しました。
また、梱包する商品の数やサイズによってケースの高さを調節し、一つの箱で併用が可能な構造にしています。
◆SDGsに貢献するパッケージ
ダンボールはリサイクル率がとても高く、環境に優しいパッケージなのですが、より環境に配慮した生産形態を確保するため、設計調整し、材料の使用量を約25%削減しました。
ご要望に沿った箱をご提案することができ、お客様にも喜んでいただくことができました。
今後、SDGsがもっと普及し、こういったご要望をいただく機会が増えるのではないかな、と思います。これからも省資源・省梱包を意識して、環境に配慮した梱包設計を致します!
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