社員紹介シリーズの第二回目となる今回は、営業部の戸田さんです。
最初は“営業”という分野に戸惑ったことも……
戸田さんは、特に照明器具などの梱包設計を数多く手がけるプロフェッショナル!
ダンボールケースの設計だけではなく、ダンボール製のリールやダンボールとペットのスリーブを組み合わせた商品、吊り下げタイプのクリアケースの設計なども得意。
クリアケースも提案できるようになったことで、提案の幅も大きく広がったとのこと。
段ボールとクリアケースの加工内容は、似ているが、素材の特性などは大きく違う。しっかりとお客様の要望に応えるため、クリアケースで何ができるか、知識やアイディアも吸収する日々。これからもより多くのお客様の課題を解決できるよう、様々なことをインプットしていきたいです。
そんな戸田さんですが美販に入る前は、全く違う業界の製造業に勤務されていたんです。
最初は“営業”という分野に戸惑うことも多かったそう。
それが今では、会社の成長とともに、お客様の課題解決できることも増えていき、それがカタチになって、お客様の喜ぶ姿を見ることでやりがいを感じ、自ら営業し、設計するというスタイルにはまっているとのこと。
前職の業種は違えど、「お客様の喜ぶ姿がやりがい」という、美販が大切にしている部分は同じ!戸田さんが、美販で仕事をするのは運命だったのかもしれません(笑)
お客様に使用イメージを確認しながら、設計していく仕事
私たちが設計するときに気をつけるポイントがいくつかあります。
まずお客様のご要望をお聞きするのはもちろんですが、例えば、実際に梱包を担当される現場の方を、よく観察し、その場でヒアリングさせていただきます。
お互いに方向性を確認しながら、スケッチしたものを見ていただくこともあります。
会社へ持ち帰り「どうすれば現場の方が梱包しやすいか」を考え、設計します。
また同時に、店頭や物流過程を考慮したり、エンドユーザーやダンボール、梱包材の扱いやすさ、処分のしやすさも考えていきます。
その上でアイデア出しをし、一人で解決できない問題にぶつかった時は仲間に相談し、すぐにプロトタイプを作るんです。
美販の設計ポリシーの1つに『荒削りなプロトタイプを、ドンドン、素早く作る』というのがあります。
プロトタイプを作ると、問題が可視化されたり、目で見て、触ることでアイデアが湧いてきます。
ここまでくると、自然と仲間が集まってきて、いろんな角度からの意見や気づきが出てきます。
そして、テストを繰り返しながら改善し、妥協点や解決策を見つけていくのです。
このPDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を素早くドンドン回し、繰り返すことが、ものづくりにおいては大変重要だと思っています。
大手企業にはなかなかできない、フットワークの軽さを最大限に活かして、柔軟に対応していく。これがまさに美販の“営業設計スタイル”です。
戸田さんが確立したスタイルは、これからも美販で受け継がれ、どんどん進化していくと思います。
戸田さん、ご協力ありがとうございました!